「新人獣医師として、どんな成長が待っているんだろう?」
そんな不安や期待を抱えている方も、きっと多いのではないでしょうか。
当院では、ひとつひとつのステップを大切にしながら、成長できる教育プログラムをご用意しています。
ただ技術を学ぶだけではなく、実際の診療を通じて少しずつ自信を積み重ねていける環境です。
■目次
1.理念に根ざした人材育成の姿勢
2.3年間で描く成長の軌跡
3.幅広く学べる機会がある
4.チーム医療を通じた総合力の向上
5.成長を実感できる評価システム
6.若手獣医師からのメッセージ
理念に根ざした人材育成の姿勢
「飼い主様・動物と私たちにとって、より良い人生を生み出す場であること」
この理念を大切にしながら、当院では技術の習得だけでなく、広い視野を持った獣医師を育てることに力を入れています。
「一つ一つの家庭に合ったオーダーメイドの治療方針を提案できる獣医師」を育てることを目指し、個々の適性や得意な分野をしっかり見極めながら、充実した教育プログラムを展開しています。
当院は、地域の中核病院としてさまざまな症例に対応する機会に恵まれています。しかしそれだけではなく、常に「飼い主様に寄り添う医療」を大切にしています。
3年間で描く成長の軌跡
当院の新人教育プログラムは、約3年間を目安に「未経験の症例に遭遇しても自分の力で解決できる力を身につける」ことを目標としています。その道のりを具体的に見ていきましょう。
<1年目:基礎を固める時期>
最初の1年は、動物病院での基本的な業務を覚えながら、予防医療や軽い皮膚・消化器疾患の診察を通して、診療の流れを自然に身につけていきます。また、手術に関わる知識や技術、超音波検査の基礎なども少しずつ学んでいきます。
入職3年目の獣医師も、「最初は、飼い主様とお話しするだけでもドキドキしていました。でも、先輩がそばでフォローしてくれたので、少しずつ自信が持てるようになりました」と笑顔で振り返っています。
<2年目:自立と指導力を育む時期>
2年目になると、後輩のサポート役として、院内のルールや日常業務を教える機会が増えます。誰かに教えることで自分自身の理解もより深まり、自然と自信もついてきます。
この時期からは、特殊な検査や処置が必要な症例にも関わり始めます。不妊手術の担当医としての役割も任され、実践を通して一歩ずつ成長していきます。
さらに、麻酔や外科治療が必要な症例では、検査や治療計画を自ら考え、実行する力を養う大切な時期でもあります。
<3年目:専門性を見つけて、さらに深める時期>
3年目は、これまでの経験を活かして、苦手な分野を強化しながら自分の興味のある診療分野を見つける大切な時期です。将来に向けての「種まき」をしながら、着実にステップアップしていきます。
学会に参加することで、専門知識を深める機会が増え、日々の診療にも新たな視点を取り入れられるようになります。不妊手術以外の外科手術にも積極的に挑戦し、実践を通じて経験を積んでいきます。
また、病院全体の業務効率を考え、「こうしたらもっと良くなるかも」と自ら提案し、行動する姿勢も自然と身についていきます。
幅広く学べる機会がある
当院では、成長をサポートする学びの環境も充実しています。
複数の病院が参加する新人・若手向けの研修医セミナーや、麻酔集中治療に特化した教育サービス「VES」、さらには各種セミナーへの参加費用をサポートする制度など、院内外で幅広く学べる機会がたくさん用意されています。
特に、月に1回行われる「循環器」や「整形外科」の専門医によるセミナーは、最新の医療知識を学べる貴重なチャンスです。さらに、日々の診療で「ちょっと困ったな…」というときでも、LINEを使って気軽に相談できる手厚いサポート体制が整っています。
若手獣医師も、「先輩獣医師だけでなく、専門の先生から直接学べるのは本当に心強いです。診療中に困ったときでも、すぐに相談できるので、安心して診療に向き合えています」と話しています。
チーム医療を通じた総合力の向上
当院では、獣医師だけでなく愛玩動物看護師やトリマーなど、さまざまな職種のスタッフと協力し合いながら診療を行っています。
月に1回のスタッフ勉強会では、専門知識をみんなで共有し合い、チーム全体で医療の質を高める取り組みを続けています。
ある獣医師は、「獣医師だけでは気づけないことを、看護師さんから学べることもたくさんあります。お互いの専門性を尊重し合いながら、より良い医療を提供できるのが当院の魅力だと感じています」と話しています。
成長を実感できる評価システム
当院では、自分の成長をしっかり感じられる仕組みが整っています。年次ごとに目標を立てたり、診療で担当する症例を少しずつ増やしたり、手術の経験を積み重ねていくことで、「自分、成長しているかも」と思える具体的な指標が用意されています。
また、指導する獣医師からの定期的なフィードバックもあり、「次はこんなことに挑戦してみよう!」と、次のステップに向けた目標も見えてきます。小さな成長を一つ一つ積み重ねながら、無理なく前に進んでいける環境です。
若手獣医師からのメッセージ
「入社して3年目になりますが、1年目と比べて診療の幅が広がり、『自分、成長しているな』と感じる日々です。もちろん、まだまだ学ぶことはたくさんありますが、先輩たちのサポートもあって、毎日充実した診療ができています。」
このように、当院の教育プログラムでは、一人ひとりの適性を活かしつつ、地域医療に貢献できる獣医師の育成を目指しています。
獣医師としての新たな一歩を踏み出したい方、ぜひ一度見学に来てみませんか?まずはお気軽にお問い合わせください。
皆さんと一緒に成長していける日を楽しみにしています。
千葉県市原市の動物病院なら「姉ヶ崎どうぶつ病院」