診察のご案内

medical care

避妊・去勢

当院の避妊・去勢手術について

去勢 皮膚を数センチ切開し、精巣のみ摘出します。
全身麻酔や注射による鎮痛の他に、局所麻酔薬を使った鎮痛をしています。
避妊 開腹下での卵巣子宮全摘出術を実施しています。

※熱による止血装置(Enseal)を用いてお腹の中に糸が残らないようにしています。
※糸に対するアレルギーが起きにくい吸収糸(PDS)を使用しています。

去勢 陰嚢を数センチ切開し、精巣のみ摘出します。
避妊 開腹下での卵巣子宮全摘出術を実施しています。

ご不明な点がございましたら、手術前診察の際に獣医師にご相談ください。

手術の流れ-予約から抜糸まで-

 
  

Step

  

01

 

仮予約

電話または受付にてご希望の手術日をお伝えください。

 
  

Step

  

02

 

手術前検査 (要予約)

手術仮予約日より1週間以内にご来院ください。
身体検査、血液検査、手術・麻酔のリスクと手術当日の注意点の説明があります。

 
  

Step

  

03

 

手術当日 (要予約)

当日の午前中にご来院ください。
診察後、受付にて手術・入院手続きの後、お預かりとなります。

 
  

Step

  

04

 

退院・抜糸 (要予約)

去勢手術は当日夕方、避妊手術は翌日夕方の退院となります。
抜糸は約7日後です。

手術に関する注意事項

手術当日は絶食絶水でご来院ください。

絶食絶水について
  • 食事:手術日の午前0時以降はおやつを含め、食事を与えないでください。
  • 飲水:手術日の午前6時以降は水分を与えないでください。
         

※避妊手術日に発情出血が見られた場合、手術を延期させていただくことがあります。
※手術時に乳歯抜歯、臍ヘルニアの整復、マイクロチップ挿入、猫の耳カット等、他の処置も可能です。
(別途料金がかかります。できない処置もありますので、事前にご相談ください)

よくある質問

手術はしたほうがいいですか?手術をすることによるメリット、デメリットはありますか?
将来的に交配の予定が無いのであれば、以下の理由で手術をおすすめしています。
  1. 男の子も女の子も、発情期になると強いストレスがかかるため
  2. 中高齢になると性ホルモンが関係する病気が増えるため
    (若い頃に不妊手術をすることによって、高い確率でこれら病気を予防することが出来ます)
  3. 特有の問題行動を抑えられる可能性があるため
どんなに健康な動物でも、麻酔のリスクや手術のリスクは0にはなりません。太りやすくなるというデメリットもあります。手術前に獣医師とご相談の上、ご検討ください。
いつ手術をしたらいいですか?高齢でも手術はできますか?
当院では生後6ヶ月から手術が可能ですが、動物の発育に合わせてタイミングを決めています。
女の子に限り、初めての発情の前、もしくは2回目の発情が来る前の手術をおすすめしています。また生理中(≒発情出血中)の手術はお受けしていません。高齢でも手術は可能ですが、若い時に実施するよりも麻酔・手術リスクが高くなります。
手術後に気をつけることはありますか?
下記の3点に気をつけてください。
  1. 傷が開かないように約1週間は安静にしてください。
  2. 動物が傷を舐めないように、抜糸までエリザベスカラーや術後服で傷口を保護してください。
    (エリザベスカラーは当院で購入可能。女の子に限り、腹巻き、簡易的な術後服を着用してお返しします)
  3. 退院時にお渡しするお薬を飲ませてください。
麻酔の負担はありますか?
           
健康で、若い動物でも麻酔の負担、リスクは0にはなりません。少しでも負担や事故を減らせるよう、獣医師、診療スタッフ一同取り組んでおります。