診察のご案内

medical care
避妊・去勢
当院の避妊・去勢手術について
犬 | 去勢 |
皮膚を数センチ切開し、精巣のみ摘出します。 全身麻酔や注射による鎮痛の他に、局所麻酔薬を使った鎮痛をしています。 |
避妊 | 開腹下での卵巣子宮全摘出術を実施しています。 |
※熱による止血装置(Enseal)を用いてお腹の中に糸が残らないようにしています。
※糸に対するアレルギーが起きにくい吸収糸(PDS)を使用しています。

猫 | 去勢 | 陰嚢を数センチ切開し、精巣のみ摘出します。 |
避妊 | 開腹下での卵巣子宮全摘出術を実施しています。 |
ご不明な点がございましたら、手術前診察の際に獣医師にご相談ください。
手術の流れ-予約から抜糸まで-
仮予約
電話または受付にてご希望の手術日をお伝えください。
手術前検査 (要予約)
手術仮予約日より1週間以内にご来院ください。
身体検査、血液検査、手術・麻酔のリスクと手術当日の注意点の説明があります。
手術当日 (要予約)
当日の午前中にご来院ください。
診察後、受付にて手術・入院手続きの後、お預かりとなります。
退院・抜糸 (要予約)
去勢手術は当日夕方、避妊手術は翌日夕方の退院となります。
抜糸は約7日後です。

手術に関する注意事項
手術当日は絶食絶水でご来院ください。
絶食絶水について
- 食事:手術日の午前0時以降はおやつを含め、食事を与えないでください。
- 飲水:手術日の午前6時以降は水分を与えないでください。
※避妊手術日に発情出血が見られた場合、手術を延期させていただくことがあります。
※手術時に乳歯抜歯、臍ヘルニアの整復、マイクロチップ挿入、猫の耳カット等、他の処置も可能です。
(別途料金がかかります。できない処置もありますので、事前にご相談ください)
よくある質問
- 手術はしたほうがいいですか?手術をすることによるメリット、デメリットはありますか?
- 将来的に交配の予定が無いのであれば、以下の理由で手術をおすすめしています。
- 男の子も女の子も、発情期になると強いストレスがかかるため
- 中高齢になると性ホルモンが関係する病気が増えるため
(若い頃に不妊手術をすることによって、高い確率でこれら病気を予防することが出来ます) - 特有の問題行動を抑えられる可能性があるため
- いつ手術をしたらいいですか?高齢でも手術はできますか?
- 当院では生後6ヶ月から手術が可能ですが、動物の発育に合わせてタイミングを決めています。
女の子に限り、初めての発情の前、もしくは2回目の発情が来る前の手術をおすすめしています。また生理中(≒発情出血中)の手術はお受けしていません。高齢でも手術は可能ですが、若い時に実施するよりも麻酔・手術リスクが高くなります。
- 手術後に気をつけることはありますか?
- 下記の3点に気をつけてください。
- 傷が開かないように約1週間は安静にしてください。
- 動物が傷を舐めないように、抜糸までエリザベスカラーや術後服で傷口を保護してください。
(エリザベスカラーは当院で購入可能。女の子に限り、腹巻き、簡易的な術後服を着用してお返しします) - 退院時にお渡しするお薬を飲ませてください。
- 麻酔の負担はありますか?
- 健康で、若い動物でも麻酔の負担、リスクは0にはなりません。少しでも負担や事故を減らせるよう、獣医師、診療スタッフ一同取り組んでおります。